周来友ブログ

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吉林省が第二の武漢へ  地元住民たちが惨状をネットに投稿

新型コロナウイルスの感染拡大が顕著となってきた中国では、各都市でロックダウンが行われています。こうした中、ロックダウン中の中国吉林省通化市では異変が起こっています。 今月10日、通化市政府は感染拡大が深刻な東昌区について都市封鎖を行うことを発…

マスク拒否おじさんの逮捕に続き、中国でも逮捕者続出

なんとも情けないことに日本ではマスクの着用をきっかけに、複数の逮捕者が出ています。皆さんもご存知のように、“マスク拒否おじさん”、“鼻マスクおじさん”と呼ばれる人々が、今月相次いで逮捕されました。前者については健康問題を理由にマスク着用を拒否…

アメリカの動物園でパンダの虐待疑惑が浮上、ネットユーザーからは厳しい声が

中国四川省を主な生息地とし、中国の国宝動物として世界的に人気の高いパンダ。今このパンダを巡り、中国国内のネットユーザーなどからアメリカに対し、非常に厳しい声が寄せられているのをご存知でしょうか。事件は米テネシー州メンフィスにある動物園で起…

中国の新たなペット管理施策、犬の鼻を利用

もはや私たちの生活には欠かせない存在となった様々な個人認証システム。指紋認証や顔認証、静脈認証、網膜認証などの生体認証技術は私たちの生活の至るところに存在しています。こうした中、中国ではこうした生体認証技術をペットにも応用する動きが始まっ…

都市封鎖の中国、自粛警察による私刑も横行か

現在、日本でも外出自粛が呼びかけられていますが、中国の河北省石家庄市や北京市では、感染拡大防止のための都市封鎖が行われ、自由な外出に制限がかけられています。そんな中、問題となっているのが歪んだ正義感を振りかざす“自粛警察”の存在です。 外出禁…

中国語を使った振り込め詐欺事件、犯人が台湾で逮捕!

これまでYouTubeチャンネルやブログで何度も取り上げてきましたが、日本では中国大使館を騙ったグループによる中国語の詐欺電話事件が頻発していました。その詐欺グループがこのほど、台湾当局に摘発されたことが明らかになりました。 参考動画 【警報】振り…

コロナ禍の影で違法な人体ビジネスが増加

これまでブログでも何度も取り上げてきた中国の違法人体ビジネス。新型コロナウイルスによる景気の悪化によって、中国では卵子売買や代理出産などの違法な人体ビジネスが流行の兆しを見せています。 参考記事 『コロナ禍を背景に中国の大学で違法な卵子売買…

健康コードアプリを巡り男を逮捕、最高で死刑判決も

中国で新型コロナウイルスの感染拡大防止に大きな役割を果たしている“健康コードアプリ”。国民一人ひとりの感染状況を赤(感染者)・黄色(濃厚接触者)・緑(健康)の3色に分類するもので、これにより国民の行動を管理、規制してきました。 ところがこのほ…

中国東北部で次々とクラスター感染、スーパースプレッダーの存在も

新型コロナウイルスの封じ込めに成功したかに見えた中国ですが、今年に入り河北省を中心に毎日3桁の新規感染者数が確認されています。政府は健康コードなどによって感染拡大を抑えようとしていますが、最近になって無症状感染者がスーパースプレッダーとなり…

台湾の繁体字中国語VS中国大陸の簡体字中国語、アメリカで方針転換の可能性も

世界で最も話されている言語「中国語」。14億人の中国人の他、台湾や香港、さらにシンガポールやインドネシアなどで多くの華僑が中国語を使用しています。その中国語で使用する漢字は大きく分けて、中国大陸で使用している簡体字と、台湾や香港で使用してい…

台湾を巡る米中関係悪化、間もなく安定か?

米中関係の対立が深まるのに比例し、悪化している中台関係。中国は台湾海峡で大規模な軍事演習を実施したりと、まるでかつての台湾海峡危機を彷彿とさせるような態度を示すようになってきました。 そんな中国に対する外交カードとして、アメリカも台湾の国家…

アメリカ国連大使の突然の訪台中止、国民党内部で異変?

昨年の1月11日、台湾で総統選が実施され、独立志向の強い民進党の蔡英文氏が再選となるか、それとも中国との融和路線を主張する国民党の韓国瑜氏が政権を奪還するか、各国が固唾をのんでその成り行きを見守っていました。投票率が74.9%と非常に高かったこと…

中国の航空機内でマスク未着用の乗客が大騒ぎ、刑事事件の可能性も

昨年9月、格安航空機に搭乗した男性がマスクの着用や座席移動の要請を頑なに拒み、航空機の大幅な遅延を引き起こした事件は皆さんも記憶に新しいのではないでしょうか。メディアでも大きく報じられましたが、これがもし中国だったら、一体どうなるのでしょう…

WHO調査団が訪中へ  中国ではイタリア起源説が再び浮上

世界保健機関(WHO)の国際調査団が新型コロナウイルスの発生源を明らかにするため、今月14日から中国入りすることが決まりました。中国国家衛生健康委員会によると、調査団はアメリカや日本の専門家10名で構成されており、中国で最初に感染拡大が確認さ…

河北省で感染拡大するコロナ、PCR専用検査場が出現

先日もお伝えしましたが、年明けから中国河北省石家庄市で感染者が急増しており、公共交通機関や教育機関が運営を停止、事実上のロックダウンとなっています。こうした中、河北省政府が石家庄市民1100万人全員にPCR検査を実施すると発表し、途方もない数のPC…

「お母さん食堂」を巡り議論となる日本、中国では女性への侮辱的CMが炎上

ファミリーマートのプライベートブランド商品である「お母さん食堂」。今、日本ではこの「お母さん食堂」という名称を巡って、性的役割分担の固定化に繋がるのではないか、との議論が持ち上がり、ネット上で大きな話題を集めています。実は今、中国でも女性…

新型コロナウイルスの後遺症、女性に多く発症か  肺機能低下は15年継続も

東京都は本日9日、新型コロナウイルスの新規感染者数が2268人に達し、3日連続で2000人超えとなったと発表しました。右肩上がりで急増している日本の感染者。そんな中、注目されているのがその後遺症です。これまで日本では、コロナの後遺症として肺機能の低…

中国でまたしても子供の健康被害、子供用保湿クリームに混入したホルモン成分

中国ではこれまで、食品や生活用品が原因で子供に健康被害が出るという事件が頻発してきました。2008年にはメラミンが混入した粉ミルクで乳児6人が死亡、30人に健康被害が生じ、関係者2名が死刑判決となる事件が発生し、世界的にも大きく報じられました。 そ…

中国河北省で感染拡大が深刻  都市封鎖へ

これまで都市封鎖や健康コードアプリの導入によって新型コロナウイルスの感染を抑えてきた中国ですが、ここへきて各地で新規感染者数が増加傾向にあるようです。 昨年、新型コロナウイルスの発生が確認された中国武漢市では、徹底的な都市封鎖や隔離措置、簡…

中国大企業で女性社員が過労死、初めて明らかになったその勤務実態とは

電通の新入社員だった 女性が過重労働により自殺して5年が経ちました。日本を代表する大企業で起こったこの事件によって、ようやく多くの人や企業、政府が過労死や自殺防止に向けた議論を行うようになったのです。 実は中国でもこのほど、大企業に勤める女性…

中国の新卒者初任給、日本に肉薄!業界によって差も目立つ

厚生労働省がこのほど「令和元年賃金構造基本統計調査結果の概況」を公表し、日本の大卒の初任給が男性で21万2,800円、女性で20万6,900円であることがわかりました。一方、お隣中国では、上海市の大卒の初任給が7,103元(約11万2,800円)でした。(上海市人…

ジャック・マー、再教育による思想改造の可能性も

日本経済新聞社傘下の経済誌「ファイナルタイムズ」がこのほど、中国アリババグループの創業者で元CEOのジャック・マー(馬雲)氏が行方不明となっていると報じました。 台湾メディアによると、ジャック・マー氏は昨年11月、アフリカ大陸の起業家を支援する…

中国でプラ製品禁止へ、環境問題対策へ本腰

日本には当然のように存在している“民法”ですが、実は中国には日本のような総合的な民法がありませんでした。婚姻・金融・不動産など分野ごとに法律が定められていたため、民法という形では存在していなかったのです。そんな中国で、1月1日から日本の民法に…

毎日新聞の報道から考えられるもう一つの可能性

先日、日本では驚くべきニュースが報じられました。日本の富裕層が中国製新型コロナウイルスのワクチンを先行接種していたというのです。報道によると、ワクチンは「中国共産党幹部に近いコンサルタントの中国人が持ち込んでいる」といいます。 今回の報道に…

中国でも変異型感染者が確認、間もなく訪れる春節

ロックダウンや健康コードアプリなどの対策によって、新型コロナウイルスの封じ込め成功を世界に向けアピールしていた中国ですが、ここへきて新型コロナウイルスの変異種に対する警戒が広がっています。 中国国営メディアが本日午後、報じたところによると上…

中国、いよいよコロナワクチン外交を展開か

12月2日、参院本会議では新型コロナウイルスのワクチンの接種を無料とする改正予防接種法が可決されました。こうした一方、お隣の中国では今年7月から医療従事者に向けたワクチンの緊急接種が開始されてきました。新型コロナウイルスのワクチンに世界の注目…

親の面倒見ない子供は遺産相続なし!突然の発表に動揺広がる

生きているうちに一度は経験する遺産相続。日本の民法の規定では、配偶者が2分の1、子供はその残りを等分に分けることが明記されています。一方、よく耳にするトラブルとして、被相続人の生前、全く扶養義務を果たさなかった相続人であっても、法定通りの相…

中国でも深刻な教師の体罰・暴言問題。当局が禁止行為の規定を発表

教師による体罰や暴言などの事件が毎日のように報じられています。現代の定義では、体罰は暴行罪・傷害罪というれっきとした犯罪行為で、暴言も侮辱罪・脅迫罪・名誉毀損罪に当たる犯罪行為です。日本ではこうした犯罪行為が、“体罰”という言葉にまとめられ…

アメリカが台湾問題とチベット問題で本格的に中国と対立か

トランプ大統領は今月27日、新型コロナウイルスの対策費用として、9000億ドル(約93兆円)の支出を行うことを明らかにしました。さらに、注目すべきなのは経済対策と共に、トランプ大統領が“台湾保証法”および“西藏(チベット)政策支援法”という2つの法案の…

中国で黒人労働者が活躍!?その一方、人種差別も

日本では一部の人々が中国排除論を叫び、日本から中国人留学生や労働者を排除しよう主張しています。とはいえ、日本語学校や専門学校、大学には多くの中国人留学生が学び、飲食店や工場、企業で日本社会を支える中国人も大勢います。肉体労働や介護施設など…