周来友ブログ

周来友オフィシャルブログ

中国独身の日、各地ではトンデモ事件が多発

独身の日と呼ばれる今月11日、中国ではご存知の通りECサイトによるビッグセールが行われ、アリババは過去最高となる4.2兆円を売り上げました。
 
各地で若者向けのイベントも開催され、相変わらずの盛り上がりを見せた独身の日。しかしそんな独身の日に絡んだ事件も相次ぎ発生しました。江西省では、ダンスクラブで今月11日、パーティーの主催者がクラブの入り口にあるバルーンを設置し、主催者が逮捕される事態となりました。
 
 
 
 
 
写真を見ると分かりますが、建物の入り口に女性の下半身を模したバルーンが設置され、クラブを出入りするには、このバルーンの中心を通らなくてはなりません。その写真がSNSに拡散されると、低俗で女性を侮辱したものだと批判が相次ぎ、地元当局が捜査を開始したのぜす。警察は経営者に事情聴取を行い、バルーンの撤去を命じるとともに、店に対して行政処分を課すことを通告しました。
 
さらにこの日、四川省瀘州市で男性がトンデモナイ理由から自殺を図る事件が発生しました。建物の上から飛び降り自殺を図ろうとしていた男性に地元当局が説得を行なっていましたが、その際、男性が話した自殺の理由がトンデモないものだったのです。その理由というのが、昨年に続き妻が独身の日セールで20万元(約320万円)も浪費したため口論となり自殺を図ったというものでした。なお、この男性はすでに保護されています。
 
今年も中国各地で様々な事件が起こった独身の日。来年もまたお祭り騒ぎとなって様々な事件起きることになるでしょう。