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アメリカの動物園でパンダの虐待疑惑が浮上、ネットユーザーからは厳しい声が

中国四川省を主な生息地とし、中国の国宝動物として世界的に人気の高いパンダ。今このパンダを巡り、中国国内のネットユーザーなどからアメリカに対し、非常に厳しい声が寄せられているのをご存知でしょうか。事件は米テネシー州メンフィスにある動物園で起こりました。
 
今月、中国のSNSに投稿された写真には、テネシー州メンフィス動物園で飼育されている2頭のジャイアントパンダの姿が写っていました。しかし、私たちが知っている元気なパンダの姿ではなく変わり果てた姿が写っていたのてす。
メンフィス動物で飼育されているのは、メスの“丫丫”とオスの“楽楽”で、この2頭は2003年に中国からレンタルされる形で貸与され、2023年に中国へ返還される予定となっていました。
 
投稿された複数の写真を確認すると、2頭の身体は黒く汚れ想像以上に痩せこけており、まるで骨と皮のような状態となっています。さらに、頭や身体をずっと揺り動かすなど、常道行動と呼ばれる異常行動が確認できます。常道行動とは、動物に強いストレスがかかっている時に見られる行動で、今回の2頭がストレスを感じていることが分かります。
 
この他にもメスの“丫丫”の皮膚には炎症も確認でき中国メディアは、寄生虫が原因の皮膚病を発症していると報じています。また、オスの“楽楽”はボーっとしているかと思えば雄叫びを上げたりと異常行動が見られています。
 
中国メディアはこの2頭が新鮮な竹葉などのエサが与えられておらず、主に竹の枝や茎の部分しか与えられていないと報じています。さらに、パンダの檻の中には大量のフンがそのまま放置されており、園内の衛生環境が極めて劣悪であると伝えています。
 
こうした映像を見た中国のネットユーザーからは、「国家間の友好の証として中国から送られたパンダを虐待しているのではないか」、「アメリカの動物園はパンダを目玉に金を稼いだのにそのパンダにこんな仕打ちをするなんて許せない」、「中国政府は早くパンダを取り返せ!2頭がアメリカ人に殺されてしまう」など、厳しい意見が多く寄せられています。
 
動物園側は今回の事件について、パンダは高齢で皮膚病に罹りやすくなっているが、中国動物園協会と飼育についてアドバイスを受けながら対応しているとして虐待であるという批判については否定しています。
 
友好の象徴として中国は世界各国に向けパンダの貸与を行ってきました。今回のパンダの出来事が今後の米中関係を暗示するものとならないことを願うばかりです。
 
 
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こんにちは!ジャーナリストの周来友です!今回は中々知ることのない刑務所での生活について取り上げます!最後までお楽しみください!今回はゲストに、前回に引き続き過去に詐欺に加担してしまい今年のお正月まで刑務所に入っていたBさんを呼んで、刑務所内の生活で感じたことや実情をお聞きします!