新型コロナウイルス　やはり生殖機能への影響

新型コロナウイルスのワクチンが開発されたことで、少し安心感も出てきたようですがコロナウイルスについては今も分からないことが多々あり油断は出来ない状況となっています。

特に注目が集まっているのが、その後遺症です。これまでに実際に新型コロナウイルスに感染したことのある感染者が自身の後遺症についてメディアなどで語っており、抜け毛・味覚症状・息切れ・息苦しさ・空咳・倦怠感・皮膚炎などが実際に後遺症として報告されています。

こうした中、まだ日本ではあまり注目されてこなかった後遺症について海外メディアでは大きく報じています。アメリカ大手メディア・CNN（１月28日付け）は、新型コロナウイルスが男性の生殖機能に悪影響ももたらし、特に新型コロナウイルスによって肺炎の症状が深刻だった男性患者の場合、生殖能力がコロナウイルスによって著しい破壊されるという研究結果を報じたのです。

記事によると、研究機関で行われた実験では105名の健康な成人男性と、新型コロナウイルスに感染したことのある84名の男性から、それぞれ精液をサンプルとして採取し、10日毎に精子の状態を比較し60日間に及ぶ比較実験が行われました。

その結果、新型コロナウイルスに感染したことのある男性のサンプルでは明らかに精子細胞の炎症や酸化ストレス反応が著しく多く発生していることが分かったのです。精子濃度やその活動性、形状などとコロナウイルス感染時の重症度の間に明らかな相関関係があると報じています。

今回のCNNの報道について、各国メディアはまだ確実な証拠はなく結論づけるのは時期尚早と、否定的な姿勢を見せていますが、実は中国では昨年から同様の実権を行い、新型コロナウイルスの感染によって男性不妊となる確率が高くなると大々的に報じてきました。

参考記者

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