Weiboが授賞式を開催！芸能界で中国語ブーム到来か

今月28日、中国最大のSNS・WEIBO（微博）が都内・八芳園で《WEIBO Account Festival in Japan 2019》を開催しました。これはWeiboを開設している日本の企業や芸能人の中で、特に人気の高い企業・芸能人を表彰するもので、会場には多くの芸能人が駆けつけました。

 

俳優で選出されたのは、竹内涼真さん(人気男優賞)、千葉雄大さん(注目俳優賞)、斎藤工さん(マルチアーティスト賞)、ディーン・フジオカさん(日中文化交流大使賞)等。アイドルからは、西野七瀬さん(話題女優賞)、小嶋陽菜(ファッション賞)、Snow Man(新人賞)等が選出されました。

 

《Weibo群英会より》

 

今、日本の芸能界は分野を問わず中国進出に大きな関心を寄せており、この数年で俳優・アイドル・歌手・モデル・芸人など様々な芸能人が中国進出を目指すようになっているのです。

 

中国語がネイティブレベルで、すでに中国・香港・台湾などで映画やドラマに出演しているディーン・フジオカさんのほか、女優では長澤まさみさん、桜庭ななみさん、池端レイナさんなどの中国語レベルが非常に高く、台湾でのドラマ出演などを通じて中華圏での人気を獲得。アジア全体でファンの数が拡大しています。

 

ご存知の通り、これまでSNSなどが出来なかったジャニーズ事務所も、現在このWeiboに力を入れており、山下智久さん、木村拓哉さん、嵐などの人気アイドルたちが次々とWeiboを開設してきました。中でも、山下智久さんの中国語は非常に流暢で、中国語での投稿の他、中国語を話す動画なども投稿しており、中国のファンからは連日喜びのコメントが寄せられています。

 

これまで中華圏の芸能人にとって、日本の芸能界は憧れの存在でした。ビビアンスーをはじめ多くの中華圏出身の芸能人が日本に進出してきたのも、そのためです。しかし急速に成長した中国の芸能界や他のアジア圏から支持を集める韓国の芸能界を前にその存在感は大きく後退してしまいました。今後は、日本から多くの芸能人が中華圏へ進出していく時代となっていくことでしょう。