周来友ブログ

周来友オフィシャルブログ

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

中国の大学教科書「同性愛は精神障害」と表記し裁判へ

LGBT先進国である台湾では昨年5月、最高裁に当たる大法院で出された「同性婚を人間の権利として認めるべきである」との判決に従い、同性婚の婚姻届の受理が開始され、これまでに約4000組のカップルが正式な夫婦として認められてきました。 一方の中国では、…

中国で反米映画の放送決定!国民の反応は?

ご存知の通り、米中関係は依然、悪化の一途をたどっており、世界情勢に暗い影を落としています。こうした中、メディア戦略の一環として、中国国内で反米ドラマと反米映画が放送されることになりました。 中国国営テレビCCTVが8月から放送するのは、映画《英…

ファーウェイ副会長の裁判再開、巻き込まれるHSBC

ご存知の通り、米中は互いに領事館の閉鎖し合うなど対立が激化しています。そんな中、オーストラリアが中国による南シナ海の領有権の主張は根拠がないと表明。イギリスは5G通信機器からファーフェイ製を排除することを明らかにしました。 このファーフェイを…

米中関係さらに悪化、懸念される突発的戦闘

アメリカ政府は「在米中国領事館が知的財産権を侵害し、スパイを領事館内に匿っている」として、ヒューストンにある中国領事館を強制的な閉鎖する決定を下しました。これを受け、中国外交部の華春栄報道官は本日26日Twitter上で、「アメリカの当局者が中国領…

中国核研究施設の職員が大量離職、一体何が?

新型コロナウイルスの拡大直後から国内情勢が不安定となっている中国。新型コロナウイルスの発生当初、中国政府の二転三転する説明に、国民から厳しい声が寄せられていました。さらに経済的補償の具体策を講じない政府の対応に不満が高まっていることも事実…

受験シーズンを狙った詐欺事件が発生

今月初旬、中国では大学入試が終了し、9月の入学に向け、入学手続きに追われる学生の姿が目立ってきました。そんな中、中国で大学入試を巡る詐欺事件が多発しているようです。こうして詐欺事件は今に始まったことではなく、2017年には、受験生やその保護者数…

領事館閉鎖を通達したアメリカ、偶発的な軍事衝突の可能性も

今月22日、アメリカ政府が突如ヒューストンにある中国領事館の閉鎖を発表し、米中関係に緊張が走っています。 アメリカ政府は、在ヒューストン中国領事館がスパイ活動の拠点としてアメリカの知的財産権を侵害してきたことや、個人情報の保護を理由に領事館閉…

大規模洪水が深刻な中国、野生食文化に当局が警鐘

中国ではここ数年、新たなB級グルメとしてザリガニが人気を博しており、その市場規模は3兆円とも言われています。すっかり国民食となったザリガニですか、中国当局はそんなザリガニブームに警鐘を鳴らしています。 中国江蘇省疾病対策センターによると、現在…

新型コロナによる就職氷河期、中国政府が対策へ

新型コロナウイルスの影響により、就職難が深刻化している日本。大手航空会社やアパレルブランドでは新卒生の採用見送りや、内定を取り消しなどが行われ、飲食業や観光業などでは失業者の増加も懸念されています。 一方、今月から来月にかけ卒業式のシーズン…

洪水被害が深刻化する中国、市民のモラル崩壊

中国では今も都市部地域が新型コロナウイルスの脅威に晒される中、内陸部や南部への洪水の影響が深刻化しています。各地で被害が報告され、被災者は今月4000万人を超える見通しです。経済損失は既に1.3兆円に達し、今後被害はさらに拡大する見通しです。 そ…

忽然と消えた女性の謎、迷宮入りか

今月、中国浙江省杭州市で女性が突然謎の失踪を遂げ、未解決事件となっていることが報じられました。あまりに多くの謎が残されていることから、メディアでも大きく取り上げられているのです。 事件は今月5日に発生しました。杭州市江干区内のマンションに暮…

ドッペルゲンガー?この世にもう一人の自分が存在していた奇妙な事件

イギリスの詩人バイロンは自身の作品の中で、「事実は小説より奇なり」という言葉を残しました。今回、中国で、この言葉を体現したかのような奇妙な事件が起きたようです。 今月2日、ウェイボー(中国版Twitter)に、ある男性の奇妙な体験が投稿されました。…

小学生がガンの医学論文を発表、不正疑惑?

昨年12月、韓国では文在寅大統領の側近だったチョ・グク前法相の娘や息子の大学不正入学疑惑を巡り、検察が捜査を行うなど大きな問題となったことは記憶に新しいと思います。有名大学への入学を有利に進めるため、医学論文の執筆者として子供の名前を不正に…

中国離婚率減少に向け、政府が家庭問題に干渉

厚生労働省によると、日本の離婚率は約35%。3組に1組が離婚している計算になります。一方お隣の中国でも2000年頃から離婚率が右肩上がりで上昇を続け、離婚率は38%と、約2.5組に1組が離婚を選択しています。 中国では長年続いた一人っ子政策の影響で、まもな…

台湾政府が中国への留学を止めるよう公式通達

政治的な対立が深まる中国と台湾。しかしこれまでは、人的交流や経済交流については比較的安定的に行われてきました。台湾の若者の中には、将来的なビジネスチャンスを理由に中国の大学に進学(留学)するものも多くいるのです。 しかし台湾から中国への進学…

中国おひとり様ビジネスが巨大市場に

中国では1969年に人口調整のため、一人っ子政策が導入されました。第二子が誕生した場合、多額の罰金が言い渡されました。2015年まで続いた一人っ子政策の影響で、中国では2025年には65歳以上の高齢者人口が14%となり、高齢社会に突入することが予想されて…

上皇陛下と中国人教授の交流②

手紙での交流が続いていた上皇陛下と伍教授ですが、1988年に転機が訪れます。上皇陛下から伍教授に、「学者として日本を訪問し、直接会いませんか」と、打診があったのです。伍教授はこの時、非常に光栄なことだと感じ、ぜひ日本に行きたいと思ったのですが…

上皇陛下と中国人教授の交流①

日本では今月から新しい元号“令和”となり、平成の時代は終わりを告げました。 世界各国のメディアも天皇陛下退位のニュースを大きく報じ、新しい令和時代の訪れをトップ扱いで伝えています。 中国では1992年、中華人民共和国の建国以来、初めて中国を訪れた…

WHO、中国政府、ヒトヒト感染の可能性を把握していたか

新型コロナウイルスの発生源を巡り、今も米中による激しい応酬が繰り広げられています。今、香港大学に所属していたある女性研究員を巡り、米中間の対立は更に激しいものなりそうなのです。 今月10日、香港大学で公共衛生学の研究を行っていた閻麗夢(ユエン…

新型コロナ関連で初の死刑執行へ

今月9日、中国雲南省の人民法院(裁判所)ではある一人の男に死刑執行を命じました。実はこの男、新型コロナウイルスを巡り凶悪犯罪を起こした犯人でした。新型コロナウイルス関連の事件で死刑が執行された初めてのケースとなりました。 事件は2月6日に発生し…

新型コロナ、洪水に続き中国でバッタによる農業被害が拡大か

新型コロナウイルスによる感染拡大、そして洪水被害によって壊滅的な影響を受ける中国ですが、ここへきてバッタやイナゴによる農業への被害も拡大しています。 中国雲南省林業草原局は本日10日、雲南省普洱市(プーアル)の農地などに大量のバッタが侵入してい…

貴州省で公営バスが突然、湖に落下!一体なぜ?

昨日、中国では全国で実施された大学入試が終了しました。中国では経済成長が加速した2000年以降から、大学進学率が急上昇しその結果、この数年の受験者数は1000万人を超えています。大学進学率が急上昇したことで、中国社会は一気に学歴社会へと突入したの…

インドでTiktok排除へ、Tiktokに代わる新たなアプリが人気沸騰

日本では10代~20代の若い世代を中心に、約900万人の利用者を誇るショート動画アプリTikTok。中国IT大手・バイトダンス社が運営するこのTikTokを巡り、世界各国の政府からは、利用禁止を発表する動きが加速しています。 インド政府は中国との国境を巡り、両…

香港で今後、SNSの利用が制限の可能性

香港で国家安全法が導入されてから、すでに一週間が経ちました。「言論の自由」や「表現の自由」がなくなり、この一週間で300名以上の市民が同法違反で逮捕されるなど、混乱は今も続いています。香港当局は今後、同法について捜査令状なしで家宅捜索を行うこ…

中国孔子学院が名称変更へ、スパイ機関疑惑が原因か

中国語を学習している人であれば、「孔子学院」という学習機関の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。孔子学院とは、中国教育部(日本の文科省に相当)が管轄する中国語の教育機関で、大学などと提携し、事務所や教室を世界各国に設置しています。 …

メディア出演のお知らせです

7月5日(日曜日)TBSテレビ「サンデージャポン」で香港国家安全維持法実施についてインタビュー出演を致しました。

7月7日から大学入学試験が開始、替玉受験防止へ

中国では今月7日から「全国統一考試」と呼ばれる大学の入学試験が全国で一斉に行われます。日本の受験者数が65万人前後なのに対し、中国ではここ数年、受験者数が毎年1000万人を超えており、まさに国の一大イベントと言えるでしょう。 今年は新型コロナウイ…

香港国家安全法、香港当局がDNAの採取へ

香港で施行が始まった「香港国家安全法」ですが、これにより、すでに300人以上が逮捕され、当局の取り調べを受けています。そんな中、香港メディア・香港01は、同法違反で逮捕された市民が逮捕後どのような処遇となっているのかについて詳しく報じています。…

中国ネット最大手・テンセントが詐欺師に騙される

日本を代表する住宅メーカー・積水ハウスが2017年、地面師グループに55億円もの大金を騙し取られた事件は、皆さんの記憶に新しいと思います。 中国でもこのほど、中国ネット最大手・テンセントが3人の詐欺師によって、多額の損害を出していたことが明らかに…

中国の洪水被害さらに拡大か、今後台風被害も

中国内陸部で連日続いている豪雨とそれによる洪水被害は、日に日に深刻な事態となっています。長江上流にある世界最大のダム・三峡ダムでは、本日午前10時の段階で入水量が毎秒5万立方に達し、凄まじい速さで水かさが増しているといいます。 《三峡ダムで行…