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中国代表、悪質な殺人キックに中国からも非難殺到

EAFF E-1サッカー選手権・韓国大会で日本代表が中国代表と対戦し、2-1で勝利しました。しかし試合中、中国代表のジャン・ジーポン(姜至鹏)選手が、橋岡大樹選手に対して危険な頭部へのキック。一発レッドカードかと思いきや、なんとイエローカードで済んでしまい、日本のネット上で、“殺人キック”“カンフーサッカー”というキーワードがトレンド入りするなど後々の悪い試合となってしまいました。
 
大手中国メディア・新浪体育なども今回のジャン選手のプレーを「カンフーサッカー」などと批判的に報じています。では、一般の中国人ネットユーザーからはどのようなコメントが寄せられているのでしょうか。
 
《中国版Twitter・Weiboには今回の悪質なラフプレーに批判的な意見が寄せられている》
 
「中国代表なのにプロ意識に欠けている。こんなプレーをする選手に、中国人として本当に恥ずかしく思う」
 
「試合が終わった後、ずっと後味が悪かった。なんで中国代表の試合は血が流れるような試合ばっかりなんだ」
 
「試合でのこうした行為はプレイベートにも必ず現れているはず。きっと普段からは暴力的なのかもしれない」
 
「中国代表は、ラフプレーで有名な韓国とだけ試合をしてればいい。ちょうどいい戦いになるんじゃないか」
 
ネットユーザーの中には、「よくやった!すっきりした!」など、心無い言葉を投稿する者もいましたが、ほとんどは今回の悪質なプレーを非難するコメントでした。
 
これまで、自国選手の悪質なラフプレーに対しては、寛容的な意見や、政治とスポーツを無理矢理結びつける人が多かった中国ですが、それも昔の話。今では冷静に、そして客観的に考えられる人が増えているようです。現在、海外の有名選手を次々と獲得するなど、技術レベルの底上げに力を入れている中国国内リーグ。しかし技術向上の前に、まずはルールの勉強から始めた方が良いのかもしれません。