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まもなく中国で大型連休!日本の病院に殺到?

中国は来月1日から国慶節の大型連休が始まります。国慶節とは中国の建国記念日のことで、1949年10月1日、毛沢東主席が中華人民共和国の誕生を宣言したことを記念した祝日となっています。なお、台湾の場合は、1911年10月10日の武昌起義(辛亥革命の始まり)を国の起源としているため、10月10日が国慶節と定められています。


今年も中国では10月1日~7日までが連休となるため、約7億人もの中国人が旅行することが予想されています。ここ数年、国慶節の連休中には700万人~800万人が海外に出かけますが、日中関係が比較的安定していることもあり、今年も連休中、その多くが日本へやってくることでしょう。

 

すでにこのブログで何度もお伝えしているように、訪日中国人観光客の目的は、以前のような家電や高級ブランド品を大量に購入する“爆買い型”から、温泉・和服・聖地巡礼・美容院などを楽しむ“体験型”へと変化しています。そんな中、中国メディアが、日本のある分野に体験型旅行を楽しむようになった訪日中国人の注目が集まっていることを報じました。

 

今、多くの中国人が高レベルな医療行為を受けに日本を訪れていることをご存知でしょうか。2020年には、医療目的で来日する中国人が年間32万人に達すると予想されています。いわゆる医療ツーリズムと呼ばれる治療や検診のための海外渡航ですが、日本政府もこの医療ツーリズムを新たなビジネスチャンスと捉えており、3年前から医療滞在ビザの発給も始めました。医療滞在ビザの対象は人間ドック、健康診断、歯科治療、療養(温泉湯治含む)など多岐にわたり、本人だけでなく同伴者も同様のビザを取得できるため、中国で注目が集まっているのです。

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中国の医療レベルは、日本と比べるとまだまだ成長途上にあることもあり、特に中国人富裕層の中にガン検診などのため日本を訪れる人が少なくありません。このため、日中両国で、こうした人を対象にした医療ツアーが急増しているほか、日本では中国語通訳を募集する医療機関も増えています。

 

日本だけで5500億円もの市場規模になることが予想される医療ツーリズム。美容整形なども含めれば今後、更に大きな市場となっていくのではないでしょうか。

 

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