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レンタル結婚する人が出現

日本では最近、「何もしない人レンタル」がメディアに取り上げられ、話題となっています。これまでレンタルビジネスと言えば、レンタカー、レンタサイクル、レンタルDVDなどでしたが、今は人間をレンタルする時代となっているのです。

 


実は中国でもすでに「人間のレンタル」は行われています。以前、このブログでも中国で流行するレンタル恋人についてもお伝えしましたが、この度、なんと「結婚相手レンタル」まで現れました。

 

 

中国山西省に住む35歳の女性は、インターネットサイトで自らを時給制の「レンタル彼女」として不特定多数の男性に貸し出すことで生計を立てていました。そんなある日、男性から期間限定で結婚してほしいという依頼を受けたのです。

 

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《今回報じられた女性と男性の結婚式》


記事によると、男性は両親からまだ独身であることを咎められていたため、期間限定で第三者と入籍し、両親を安心させようとしたのです。

 


女性は8月22日〜28日までの間、1日当たり約8000円という報酬で結婚に同意。「レンタル妻」として男性と夫婦生活を始めました。

 


この期間、2人は夫婦として男性の両親に会い、さらに結婚式、新婚旅行まで行いました。ところがこの男性、レンタル期間が終わった直後、料金も支払わず姿を消してしまったのです。女性が今回の出来事をSNSに投稿したことから、この出来事がはネットで話題となりメディアでも報じられることとなりました。


 

女性は自らを被害者としていますが、女性の行為は偽装結婚という違法行為であり、レンタル妻となったことそのことが詐欺に遭う原因となっていると、世間からも厳しい批判の声が上がっています。

 

 

 

報道の影響などもあり、今後も増えていくと思われる「◯◯する人のレンタル」。メディアはその危険性のついても報じてほしいと思います。