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3歳で体重35キロ!狙いは子供を太らせて金儲けか?

日本では食生活の変化や運動する機会が減ったことで、この20年、子供の肥満が大幅に増加していますが、中国でも経済成長とともに肥満児が増えてきました。
 
そんな中、中国では今、自分の子供に大食いをさせ、その様子を動画で配信していた両親に、非難の声が寄せられています。幼少期に肥満だった子供は大人になっても肥満となるケースが多く、高血圧・糖尿病など成人病となる可能性も高くなりまります。
 
ところが、大食い赤ちゃんとして中国のネット上で注目されていたこの女児は、現在わずか3歳にも関わらず、すでに35kgを超えていたのです。通常の3歳児の平均体重が11kg〜13kgですから、その肥満ぶりがわかるでしょう。
 
 
 
地元メディアによると、女児の両親は娘が食事をする様子を撮影し、動画サイトに投稿していました。初めて動画が投稿されたのは昨年9月。「2歳半の娘が重くて移動するのも大変です。体重は25kgとなりました」などとコメントしていました。
 
動画には、女児が焼肉や串焼き、ソーセージなどを大量に摂取する様子が収められており、ネット上では「注目を集めるため子供を故意に太らせ、健康を損わせいる」「両親は子供の大食いを利用して金を稼いでいるのではないか」と、両親に対する非難の声が相次ぎました。さらに、ネットユーザーから、虐待ではないかとの指摘も寄せられ、大きな注目を集めることとなったのです。
 


そして、3ヶ月前の動画では「3歳で33kgを突破しました」と報告、さらに1ヶ月前には「35kgとなりました!50kgまでもう少し!」とコメントするなど、まるで子供が肥満児となっていくのを喜ぶかのように動画配信を行なってきたのです。
 


一方、両親はメディアの取材に対し、「子供を故意に太らそうなど全く考えたこともなかった。子供の成長を記録するのが目的であり、娘を利用して金を稼ごうなど考えたこともない。娘は生まれたときから肥満体型だった」と語り、虐待疑惑などを否定しています。
 
ネットユーザーから通報を受けたこの動画配信サイトの運営元は、すでに女児の動画を全て削除していますが、娘の体重が増えることを喜んでいるかのような文章まで投稿していたこの両親。メディアへの説明によって、逆にますます疑惑が深まってしまったようです。