河北省で感染拡大するコロナ、PCR専用検査場が出現
先日もお伝えしましたが、年明けから中国河北省石家庄市で感染者が急増しており、公共交通機関や教育機関が運営を停止、事実上のロックダウンとなっています。こうした中、河北省政府が石家庄市民1100万人全員にPCR検査を実施すると発表し、途方もない数のPCR検査をどのように実施していくのかに注目が集まっていましたが、その全容が徐々に明らかになってきました。
今月8日、河北省政府は市内の体育館に設置した巨大なPCR検査専用のテントを公開しました。中国メディアによると、「火眼実験室」と名付けられたその検査用テントはわずか10時間で設置され、すでに医療関係者が続々と集まり準備を進めているといいます。